ワイヤーカットの錆でお困りではありませんか?金属の錆は錆取液で解決!

1.加工後のワークの錆

日本メカケミカルの野中です。当社の錆取り剤をご紹介致します。

変色促進試験結果

KC-12他社品

錆取液で処理した SKD11 の金属表面

KC-12 他社品
図-2.KC-12浸漬部位の金属表面拡大写真。未処理部位とほとんど変わらない。 図-3.他社品浸漬部位の金属表面の拡大写真。未処理部位に比べて大きく表面状態が変わっている。

錆取処理後の SKD11 の金属断面写真

KC-12 他社品 未処理
図-4.KC-12で処理した金属の断面写真。未処理の金属と変わらず、表面部位が平滑。 図-5.他社品で処理した金属の断面写真。表面部位に凹凸があり、荒れているのが分かる。 図-6.未処理の金属の断面写真。

錆取処理の流れ

処理前錆取液に浸漬するだけ錆が取れたら水洗い中和 残留錆取液の除去と再発防止処理後

使用方法

  1. KC-12 に錆びた製品を浸漬して下さい。 錆の発生状態で、浸漬時間(5~10分)希釈倍率(2~10倍) をかえて頂くと効果的です。
    浸漬用の容器はプラスチック製のものをご使用下さい。
    除去速度を上げる方法として、希釈倍率を下げる、40℃程度まで加温する、また超音波洗浄機を使って 下さい。
  2. 錆が落ち次第、速やかに水でよく洗い流して下さい。
  3. 水洗後の金属表面は再び錆が発生しやすい状態にあります。中和防錆剤でワークを中和し、錆の再発を 防止して下さい。水溶性中和防錆剤で処理後、ウエスまたはエアブローで乾燥させて下さい。
    水溶性中和防錆剤:メカヒビター #325 油性防錆剤:CP-3 、CP-3000 、CP-4000
  4. 錆取り中にワークの変色が見られた時が、KC-12 の液交換時です。KC-12 新液に交換して下さい。

特長

KC-12
強力な除錆力
金属表面を傷めることなく、短時間 (5-10分) で錆が取れます。
水で10倍まで希釈使用出来ます。
液寿命が長い
KC-12 の特長は、長期使用しても性能を落とさず、金属表面を変色させにくい事です。
用途
ワイヤー放電加工中に発生する錆の除去
製造工程中に発生した金属部品、製品の錆除去
金属表面を守る
金属表面を変色させずに、本来の光沢をよみがえらせます。
ミクロン精度で、高品質金型仕上げに挑戦出来ます。
安全
錆取り中に刺激性や有毒ガスが発生する心配はありません。
周辺の金属を錆させる事もありません。

性状値

外観 無色透明液体
比重 (15℃) 1.23
粘度 (15℃) 6.3 mPa・s
pH 1以下

2.ダイスガイドの錆(メンテナンス)

メカスラッジクリーナー(A)

ワイヤー放電加工機や部品類のスラッジ除去
  • 装着したまま、ダイスガイド洗浄ができます。
  • 絶縁板、ウォーターノズル、Y軸セットテーブル、加工槽壁、治具の洗浄に
  • 細穴放電加工後の貫通穴の洗浄(ワイヤー線の断線防止)に
加工ワークのサビ除去
各種機械のメンテナンスに
ダイスガイドにたっぷりとスプレーします。よくふき取ってから水洗いして下さい。NET 430ml

ワイヤー放電加工機や部品類のスラッジ除去

  • ダイスガイド・絶縁板・ウォーターノズル・Y軸セットテーブル・加工槽壁・治具・加工槽内など様々な部分のスラッジ洗浄に最適です。
    中性タイプの為、機械内部の樹脂・ゴムを痛めません。
  • スプレーする時に、できるだけ加工液に混ざらないように、洗浄箇所下にウエスを敷くなどして下さい。
  • 専用チューブをノズルにセットし、よく振ってから、缶を垂直に持ち、スプレーして下さい。散布後1-3分程度経ってからウエス等で拭き取り、水洗、エアブローして下さい。
缶を振ってから噴射する 1~3分後、拭き取る 水洗する エアで飛ばす

加工ワークのサビ除去

  • サビた部分にたっぷりとスプレーして下さい。
  • 金属と反応して紫色に変わりますので、その後ウエスで拭き取って下さい。
  • サビ除去が済みましたら水で洗い流し、サビ再発防止の為に防錆剤などを塗布して下さい。
  • 材質により変色・シミ等の発生する場合がありますので、確認後使用して下さい。

ダイスガイド内のスラッジ除去

  • ダイスガイドに メカスラッジクリーナー を流し込んで下さい。
    ダイスガイド内にはスラッジが付着しています。そのままの状態でワイヤー加工すると、自動結線の時に断線しやすくなります。
  • ゴムチューブをノズルに装着させてからスプレーすると、貫通穴に注入し易くなります。スプレー後、貫通穴を水洗しエアなどで飛ばしてからワイヤー加工をおこなって下さい。
メカスラッジクリーナーをご使用の際は、必ず「化学物質等安全データシート(MSDS)」をお読み下さい。

性状値

外観 無色透明液体
比重 (15℃) 1.04
粘度 (15℃) 1.9 mPa・s
pH 6.0

3.ワイヤーカット加工中の錆対策

防錆添加剤 メカプルーフW-2K

メカプルーフW-2Kは、ワークの防錆に効果的な添加剤です。添加するだけで防錆効果を発揮します。

● 微量で防錆効果を発揮します

メカプルーフ W-2Kは低濃度で防錆効果を発揮する為、経済的です。
タンク容量に対し、浸漬タイプで0.3%、フラッシングタイプで0.5%添加します。

Case-1  右側がW-2K 添加Case-2  右側がW-2K 添加
● 電飾防止効果があります

メカプルーフ W-2Kは防錆効果だけでなく、電飾防止効果もあります。
メカプルーフ W-2Kの電飾防止効果は、鉄系金属以外にも超硬合金で報告されています。

W-2K無添加 拡大写真 W-2K添加
● スラッジ付着防止効果があります

メカプルーフ W-2Kは、ワイヤー放電加工中に発生するスラッジが配管・加工槽表面に付着するのを防ぐ効果を持っています。
メカプルーフ W-2Kのスラッジ付着防止効果により、ワイヤー放電加工機の配管・加工槽をきれいに保てます。

● 低粘度で、べた付きがありません

メカプルーフ W-2Kは高粘度物質を含有していないので、水のようにサラサラしており、機械への影響も心配ありません。
低粘度でべた付きがない為、ワイヤー放電加工機の自動結線の支障になりません。

使用方法

  1. まずメカプルーフ W-2K原液を少量の水で撹拌し、よく馴染ませてからクーラントタンクに添加し、循環させて下さい。高濃度のメカプルーフ W-2Kはイオン交換樹脂に影響を及ぼすので、イオン交換樹脂を通さずに約20分循環させて下さい。
    メカプルーフ W-2Kの添加量は、タンク容量に対し浸漬タイプで0.3%、フラッシングタイプで0.5%になります。

    W-2Kを水で撹拌 クーラントタンクに添加し、循環させる 加工開始
  2. 防錆効果が低下した時は、最初の添加量(0.3-0.5%)の10-20%を継ぎ足して下さい。
  3. 飛び散った液が蒸発して白い結晶が発生することがあります。それはメカプルーフ W-2Kの成分の一部で、容易に水に溶けます。お湯または水をかけて溶解させ、そのままご使用下さい。

性状値

外観 無色透明液体
比重 (15℃) 1.17
粘度 (15℃) 4.6 mPa・s
pH 5.1
比抵抗 2.8×105 Ω・cm
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